ウェブの業界に転職すること、今やるべきこと
3部:職業訓練中のうちにできることは何があるか?

2019年8月16日

本日、ウェブ制作の職業訓練校の『職業人講話』という授業で講演をさせていただきました。現在勤めている会社の話やインターンのご案内など絶対に話さなくてはならない内容はもちろん充分にお勤めを果たしましたが、代打のご依頼をいただいた方から、それ以外で何を話しても良いよと託されたので、丸1コマを使い自分の仕事内容や転職のときの話をしました。かくいう私もこの職業訓練校で半年間学んだ身、つまり卒業生です。というわけであの時の私に頑張ってタイムリープをして「当時ぶっちゃけて教えてほしかったこと」を要点にまとめ、その回答を私自身が盛大にぶっちゃけるという講演にしました。話した内容をページにまとめて公開いたします。全3パートのこちらは第3部になります。

3部:職業訓練中にできることは何があるか?

最後に訓練校のうちにやっておくべきことについてお話をしたいと思います。これは私が訓練校に通っていたときにやっていたことと、やっておけばよかったなと思うことについて書きます。実際に就業すると本当に時間がありません。今はかなりたくさんの時間があると思いますので有効に使っていただきたいです。とはいえ、少年老い易く学成り難しという中国のことわざがあるように、あとから後悔をするというのが昔から世の常ですので、、、少し心してご覧ください。

「キャリアプラン」をじっくり見直そう

あなたが生涯を通じて、できること、求められていること、やりたいことは何ですか。私はこのことについて学生のときに東日本大震災をきっかけに自分の仕事観について深く考えました。学生のときに行ったボランティアでできたことは、瓦礫の撤去や仮設住宅の傾聴のボランティア。もちろん、誰かの何かの役に立ちたいという気持ちで行き、誰かの何かにはなれたのかもしれません。

ですが、”北海道に帰ったら気持ちは薄れるんじゃないだろうか”とか”ほかのところで災害が起きたらここはどうするの?”という想いがひたすら頭を巡りました。ボランティアももちろん必要だ。だけど復興や物事の”起り”には段階があって、この後のことをサポートする人だって必要なはずだと思うようになりました。

そして私は人へ伝えるのが得意だし好きだったので、強い想いや頑張る気持ちのある人の熱意をサポートすることがやりたいと考えました。ちょうど家電製品の販売売上を人よりちょっと売るのが得意だったこともあり、接客販売のインストラクターになりました。その後、接客の1対1のやりとりに勿体無さを感じ、もっと広域で発信や販売ができるんじゃないかとウェブマーケティングにチャレンジした次第です。現在は、中小企業診断士の勉強をしており、今後は個人事業主やNPOの経営支援を行うというのが目標です。

上記のように、皆さんの前職や何をやっていたかということ、そして今後何をやっていきたいかということをじっくり見つめてプランを考えていけると思います。自分は特に胸を張ってやってきたと言える人生の職業経験がないというかたも、本当は全然そんなことないです。あなたの今までの経験や仕事で感じたこと、例えば嫌な経験であっても、です。例えものすごいスキルでなかったとして、その思いを感じたことは同じように誰かの気持ちに寄り添って考えられるきっかけになったり、その先にひょっとしたらあなたによって救われる想いをする人が現れるかもしれません。仕事なんてハプニングの連続なので、思わぬ形で経験が役に立つという時が来ます。ですので今の自分に悲観せず、ぜひ肯定してほしいです。何もできないんじゃないかと不安に思う必要もないです。安心してお仕事を始めてください。

「業界動向」をしっかり見つめておこう

ウェブ業界は非常に動向が激しいと言われています。現在ウェブ業界では、コーディングの知識は正直できて当たり前で、それに加えウェブサイトのアクセスデータをどのように理解し、企業のビジネスや事業に利益に繋げていけるかというマインドをもって仕事ができること、つまりウェブマーケティングの知識が急速に求められてきています。理由は簡単で、ウェブサイトが膨大に溢れている昨今ではウェブサイトから読み取れるアクセスしたユーザーのデータもまた膨大に溢れており、これを把握してユーザーとなるサイトの訪問者(=お客さん)を理解することはサービス自体の向上にも繋がるからです。また、もっと先の話をすれば、『マーケティング』は現在ほとんどがより円滑に顧客化できるように自動化をする『マーケティングオートメーション』がAIにより急速に発展しています。その点では、プログラミングの知識も必要になります。

また、私が絶対声を大にして言いたいのは、現在AIや人工知能を応用した技術でもっとも発展しているウェブの技術は、『音声』です。音声技術利用は実に9割ブランド会社が今着手を始めていると言われていたり大手やベンチャーに限らず参入が激しいなど、今後もっとも盛り上がる分野の一つになることは必至です。本当に今後も覚えることがたくさんですね。涙

また、上記の通りウェブマーケティングが求められている昨今でウェブの分析やアクセス解析の資格として『ウェブ解析士』というのがあります。私もこの資格の上級の保有者です。ウェブ解析士はほかのコンサルティング資格と比べると比較的短期間(数日〜2ヶ月くらい)で集中することで学ぶことができ確実に実務のウェブ制作の現場でも活きてきます。現在私は社内の方へ教えていますので私がお伝えしたいのはやまやまなのですが、社外の方向けにお金をもらって会社が事業として行なっておらず開講はしておりません。ウェブ解析士協会のサイトより講座受講と試験が受けられますのでこちらよりご受講ください。(私もお世話になった後藤先生の後藤塾がわかりやすくてオススメです。)

「趣味・嗜好」はがっつり更に極めよう

趣味や好きなことは最高のコミュニケーションツールとなります。好きな映画は、好きなアニメは、好きな音楽は、自分の好きなことは徹底的に貫いて良いと思います。例えばそれが作品や制作物だった場合、その制作に注がれた情熱を受け取ることは自分の制作にも活きていきます。アーティストや一流の仕事から学べることもたくさんあります。絶対に仕事にも繋がって活きていきます。いやーでも今はとにかく勉強をしなきゃ!それ以外は無駄でしょ!という想いもあるかもしれませんが、もちろん勉強するのは絶対です。でも、そんな中でも自分が絶対に好きで譲れないもの、どうしても好きなものは信じて追いかけていいと思います。勉強以上にそこから得る学びに助けられるはずです。

いかがでしたでしょうか。同じ訓練校に通っていたので私が知りたいと思っていたことを中心に記載しました。実際は就業先によって一様ではないので参考になれれば幸いです。実際にこうやって振り返ってみると、職場環境を含めて本当に自分は恵まれた生活ができているんだなということを実感します。今の仕事に踏ん反り返らずに、素直な感謝を以って、ますます仕事しまくっていきたいと思いました。

もし、あなたの周りに仕事を辞めて転職を考えている人、職業訓練校に通おうと考えている人がいればぜひこちらを見せてあげて欲しいです。自分がかなり考えたことだからこそ、話せる内容だったなと思いました。同じ境遇の人の力になれれば幸いです。何かご質問等あればお気軽にfacebookやTwitterから私宛にメッセージをください。ご覧いただきありがとうございました。